curiouscatsanの日記

映画と英語と英国俳優が好きです。

少しは、恩返しができたかな

少しは、恩返しができたかなというドラマを観ました。2006年に放送されたものだから、10年ぶりに観ることになります。実話に基づいたドラマで、前観たときも号泣して最後は画面が霞んで見えました。バリバリネタバレしてますが、感想を備忘録として。

ユーイング肉腫という病気にかかっていることがわかった高校生の主人公が、東京大学入学を目指す話です。

はじめは元気に頑張っていた主人公も日に日に病に侵され、入院することになるのですが、家族の人々の温かさが印象的でした。

献身的に息子を支える母。戸惑いつつも頑張る父。明るい笑顔が印象的な兄。

病気をテーマにしたドラマですが、しんどい話でありながらも、温かさがありました。

〈以下、ネタバレです。〉

僕に何があってもお兄ちゃんには教えないでねと生前にお母さんに伝えていた弟。自分が病気のせいで、お兄さんがやりたいことができなくなるのが嫌だったのかもしれません。

主人公が息を引き取った1ヶ月後、アメリカ留学から帰って来た兄は、訃報を聞き、泣き崩れます。泣きじゃくる演技を見ながら、こちらも号泣してしまいました。

二宮和也さんも高橋一生さんも、演技が素晴らしかった。日に日に衰弱していく姿や、弟の東大合格を自分のことのように喜ぶお兄さん。

久しぶりに観たらいろんな発見がありました。

二宮和也さんは、山田太郎ものがたりの家族思いなお兄ちゃんが印象的なんだけど、少年犯罪などシリアスなテーマでも演技力を生かして活躍されていたそうです。

高橋一生さんは演技がうまいなぁ。

感情表現が豊か。

2人がレストランの夕食の帰りに、上を向いて歩こうを熱唱する姿はとても微笑ましかったです。

再放送しないかな。


参考までにこちらがAmazonで取り扱っているこのドラマのDVDです。

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